夏への扉

最近読んだ小説が、偶然映画化されると見かけまして。

夏への扉

めちゃくちゃ定番のSFですな。いままで読んでなかったのが恥ずかしい。

 それがですよ、日本を舞台に日本映画として制作される。こんなに恐ろしいことはありません。

natsu-eno-tobira.com

いきなり物語の内容でなく、主演であろう俳優のドアップですよ
下にスクロールすると、内容の紹介よりも「**円の興行収入を納めた」だの、「テレビで主演が決まった」だのの出演者の功績紹介。
「メガホンをとる」←ハンドル操作を誤る、くらい陳腐な言いぐさだよな
監督のいままでの仕事。ひとつも知らんっつーの

まー日本の映画がダメになった原因を羅列したようなHPですなぁ。

主演がどういう演技の持ち主で、主人公としてどのようにマッチするかの読みがあるのか。
また原作に対してどういうアプローチで手を加えるような監督なのか。また脚本はどうなるのか。そういうことに一切触れないのは、これは触れて欲しくないのかそういうことをあげつらうのは集客に直結しないと考えているのか。

まぁ、ダメな映画になるんだろうなぁ。こういう態度で作ってるとしたら。
ぜひ観に行ってもっとバカにしてやろう。

P.S.
>多くのハリウッド映画に影響を与えた伝説の小説が全世界で初映画化
とのことですが、「この原作が映画化されることは発表以来70年近くありませんでしたが、この度全世界で同時多発的に映画制作されることになりました」と読めるのだけど、そういう意味だよな?
この文章を書いた人の文章力を信じることにしますよ?