長音表記ルール

マイケルソフトさんが”外来語カタカナ用語末尾の長音表記について、ルールを移行することを公表した”そうで。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080725-00000015-rbb-sci
リンク先の記事通りの話なんですが、実際ナレーション録りの現場で「プリンタ」と読むのか「プリンター」と読むのか判然としなかった経験がありますな。
音声さんとしては、外来語とは言え間違った日本語でナレーションを録音してしまうことに抵抗を感じるので、この時はかなり悩みました。


この混乱の原因を調べると「JIS規格で長音を表記しない場合が決められてる」らしいので、その規格に沿うことが原則である「理系のヒト」は最後の「ー」を書かない、ということなんですな。
だけど、これが他の場所にも変に蔓延しちゃって混乱を招いてしまっておるようで。
原稿を書いたヒトが「ー」を表記してなくて、読む方は書いてないから発音もしなくて良いだろ、って思い込んじゃってるわけです。
でもやっぱり「プリンター」「コンピューター」「ナレーター」「レコーダー」「アナウンサー」って、ちゃんと伸ばして発音するのが正しいんだよね。


#でもその時の録音は、どっちで読ませたのかなぁ?
##「発音辞典」には、どっちでもいいって書いてあったような記憶がΣ(´Д`lll)


上記リンクより
>国内の新聞や放送は、すでにこのルールに準拠しており、長音符号を付けることを原則としている。


うそつけ、そんなルール知らなんだぞ


ま、これはこれで今後気をつければ良いんだろうけど、それよりも放送業界や新聞は、いまだに「ハッカー」を誤用してるうえに直す気もないのが気にかかりますなgoogle:ハッカー 誤用
そしてさらに余談ですが、珍呼運動に見向きもしないメディアもどうかと思います。ま、美人アナウンサーがカメラに向かって「ちんこうんどう」とは言いづらいでしょうが。
さらにさらにどうでもいい余談ですが、文系のヒトは「**」って表記する場合に「ほにゃらら」って読むけど、理系のヒトは「ほげほげ」って読むね。