成人式に想う

どうも成人式ってぇと、1/15ってアタマがありまして。
昔の音響屋ってなぁ、正月は3日に初売りのイベントで初仕事。
そっからしばーらく遊んじゃって、3日の仕事にあぶれたヤツもそうでないヤツも、15日はお仕事でありました。


そう、オレの身の回りの人たち、それこそ10も下の後輩たちまで、成人式、それもテメエの成人式の日にであってさえも、ステージの上でケーブル巻いてるってえのが常識でありました。
#「おい、おまえ今日って自分が客席にいなきゃならんのじゃね?」「いいんですお金欲しいし」「(涙)」...こんな会話がよくありました。
##オレ?オレはあーた、ハタチの時にはまっとうなサラリーマンでしたから(大笑)ちゃんと客席にいましたよ。


そんなこんなで十余年。
昨今では成人式ってっても、とくに盛大な出し物を用意するなんて自治体もありませんでね。
将来音響屋になろうって、専門学校に通ってる輩どもも、きっと今日は会館のアリーナでいち参加者としてかしこまってるんでしょうね。
おい、こんな業種に入ってきても、仕事ねーぞ。


大先輩は、専門学校で教鞭を執りながら「この業界はやめとけ」と生徒を諭したと言います。
「今でもそれは間違いでなはなかったと思う」とおっしゃっておるのですが、うむ、全くその通りかもしれません。
せんせいの言いつけを守らなかったダメ生徒(現音響屋舞台屋)どもが、こないだうち集合して反省会をしましたけどねwww


さて、そんなかわいそうな、あれ?かわいそうなのか?う〜ん、よくわからん世代の子供たち。
そんな子たちの晴れ着姿を、ちょいとクルマで通りすがって眺めてこよかな〜ウヘヘ


...って、オレ奴らが製造工程に入る前、原材料の状態の時分にすでに成人式過ぎてたよな。