仕事プロトコル

どんな仕事であろうが、その業界の仕事のしかた標準ってのがありますよね。
例えば設計図があって工期が決まってて仕様も紙に書いてあるのがあって、現場に入っておはようございますと叫んで工具をこっち持ってって資材をここに積んで、さて最初の仕事は何から取りかかろう、って掴んだものがふたりとも一緒で。
誰でも共通に持ってる流れっていうもの。
そういうのがウチの業界にもありましてですね。


その流れってのを知ってさえいれば、初めて会った人とでもどこの地域の人とでも、すんなりひとつの現場をこなすことができる。そんな共通言語みたいなのがあるんですよ。


あるハズなんですよ。


しかしここんとこ、そういうのまったく無視の、まったくもって一緒に仕事しづらい人となんどかご一緒しちゃってて。
オレが持っていた常識って常識じゃなかったのか、と妙に悩んでたのです。


ところが、今日ご一緒させていただいた方は。
始めて仕事させていただいたのに。
もうなんちゅーか、朝からぴしっと話が合いましてですね。
何をやろうが噛み合う噛み合う。
あ、やっぱわかってる人とは仕事しやすい。てか楽。そりゃそうだわさ、一人ではできないことを複数の人間でやろう、そのための共通キーワードを羅列していったものが共通言語なワケで。
そういうのをもってして、会話ができるひとと一緒に仕事をする。そりゃ楽だわ。


まあよく分からん文章かもしれませんが、会話のできる仲間がひとり、見つかった。それも身近にいた。ってコトが妙に嬉しかったのです。うむ。とても気分がよろしい。