時の流れとか思い出の地とか

気がついたらもう、世間はとっくに確定申告の時期に突入しちゃっておりまして、のんきにスキーざんまいしていたワタクシ、ケツに火ィ付いたような気がしております。
というわけでやっと重い腰を上げて(だいたい毎年、ケツに火ィついてぼーぼーと燃え上がってからでないと申告用紙に手を付けないんですな)申告ソフトと格闘しておるわけです。
まったく時間ってヤツはびゅんびゅんと速く流れていくもんですな。


まぁそういう状況に置かれたイワタっつーのは、だいたい現実逃避をしたがるもんでして。
今日もお買い物という口実を自分に押しつけて、車でおでかけしてしまいました。
で、その帰りに昔住んでいたあたりを通りがかったところ、なんと件のボロアパートが取り壊されてしまっているのを発見!
ガラにもなくかなり動揺してしまったのですが、勇気を出して近くまで行って見てみました。
気がつかなかっただけでかなり以前から取り壊ししてた様子で、もうすっかり更地になっちゃってて、砂利が敷き詰められ、敷地の周りをブロックで囲いがしてあったみたいです。
どうも一軒家でも建てるために、土地から丸ごと売却されたのかなぁ。


このアパート、オレが21の時に天白に引っ越してきて、それから36まで15年間も住んだんだよね。
ココを見てくれてる人も何人か遊びに来てもらったことがあると思うけど。
ボロだったね。入居した時には既に築10年は過ぎていたし。ネコさんを買っていたので畳が荒れてね。壁も爪研ぎされちゃって結構やばげだった。
でも逆に、出るときも大家が次の入居者を入れるつもりがなさそうで、だいぶ内装が荒れてたのもとくに文句言われなくてラッキーだったんだよね。
んで家賃が安くて、駐車場付きで¥3.9万。それも15年間値上げされなかったんですわ。後から入った人はもっと払ってたみたいだったけど。


初めての一人暮らしだったし、若かったし、****なことや×××なこともしたなぁ、あいつも遊びに来たこいつも泊まってったって、いろいろ思い出のあるアパートでした。いつかは取り壊されるんだろうな、とは思っていたんだけど....
なんだか昔好きだった女の子を街で見かけたような、その子が他のオトコと幸せそうにしてるような、なんつーかせつないというか胸に迫るとうか、そんな感じがしちゃいましたよ。今日はちょっとナサケねー日記だね。