ハーレー

空いた時間がちょっとでもあったらそれに突っ込まれるように仕事が入る、って書いたばっかりですけど。
昨日暮れてから、知人より入電。「風邪で倒れてます。代わりに豊田までバイクを取りにいって欲しい」だそうな。
えー、さっき雪が舞ってましたけどー。日が暮れてどっぷり気温も下がってるみたいなんですけどー('A`)


引取先に連絡してみると、どうやらお互いのスケジュール上、受け渡しができるのはホントにその日しかないようで。う〜ん、オレさっきまで書類作ってて明日現場なんだけど....
でもまぁしょうがないよね。ヤマイの時はお互いさま。怪我して仕事ドタキャンして人に迷惑かけたのも記憶に新しいしね。
というわけで、Raidをひっぱりだして行ってきましたよ。Raidをハーレー(ハーレーを撮影で使うから借りたんだけど、それを引き取りに行ってくれ、が依頼内容)の代わりに保管しておいてもらうのです。
ベイツのライジャケはハーレーには似合わんじゃろ、という判断で革ジャン着ていきました。
実はこれが今年初ライディングだったのですがw


この革ジャン、インシュレーションもしっかりしてて普段なら着てると暑いくらいなんだけど、MA-1を革で作ったようなスタイルなので、例のざっくりしたジッパーがフロントについてます。これが風を通す通す。
先方についた頃には((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル状態でした。気温実測4℃。舐めてました。


それはそれとして、オレが借りたもんじゃないけど借りてきたバイクに文句つけるのはなんですが、ハーレーってのはトンチンカンな乗り物ですな。
もともとアメリカンスタイルのバイク(は言うに及ばず、四輪までアメリカ製は)大嫌いなイワタの意見だから、かなりバイアスがかかったモンだと前置きしておきますが。


スタートは、ぶっといトルクと扱いやすくスムースに繋がるクラッチのお陰であっけないほどすんなり走り出し、その感覚ははっきり言ってシルキー。
お、案外良いじゃんこれなら長距離でも楽に走れるかも、と思ったのもつかの間。
後ろのサスペンションが動いてないですな。


尻の真下にリアタイヤがあるような感覚の車体で、その上でこの脚の味付けはどうなのよ?
ちょっとでも路面が荒れていれば、タイヤははねるショックは尻を打つ腰に響く背中に響く。
飴公はこんなバイクでロングツーリングするのか?米の国はよっぽど路面が鏡のように整備されてるのか?


コーナーでもハンドルこじるか肩を入れてやらないと曲がっていかないし、停止直前にフロントタイヤがふらつくし、あげっぱなしの腕のせいで肩が凝るし、散々でしたな。
トドメにウインカースイッチが両側にあるってヤツ。アクセル開いたまま右ウインカー出して車速調整して車線変更して、加速しながら右のスイッチ押してウインカーキャンセル。できんっちゅーの!!!


はは〜ん、ハーレーってのは、シビアなアクセルワークを要求されるような運転はしちゃいけないんだな。アメリカ人は右のウインカーは右についてないとどうやって操作して良いか分からないんだな。サスが動かないようにしてあるのはスピード出し過ぎないようにって親切心なんだな。


(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・


まぁ晴れの名誉のために一つだけ良かったことを揚げておきますが
曲げられない膝をおっぽり出すようなフットレスト。これだけは今のオレにとって運転しやすかったです。
健康体なら?うん、やると言われてもいらん。