現場に向かう前に既に尻ぬぐい仕事だと判ってしまっているこの気の重さよ

この時のバカ団体のお仕事が決まってしまいました。
またしても、もう直前だってのに不備が多々。


とある出し物をやるッてんだけど、会場にある機材を使って自分たちでやるつもりだったんだと。
それをテレビ収録する都合上、あの人達じゃできんだろ、ってんでテレビ局側から「手伝ったって。足りない機材は売り上げの足しに、レンタルで出してやって。」って言われたのね。
ありがたいお話しだもんで、打ち合わせに行ってきましたけどね。
....これ、ぜったい実行不可能だったぞ。


というわけで、その出し物のやり方、基本の基本からレクチャーして、でもまちがった方向性で用意された材料はそのまま使わんわけにはイカンので、なんとかごまかせるような加工をお願いして、その場はケツまくって帰ってきました。
そして本番は明日。そう、きちんとした準備がなされていないので、どたばたのなかで一生懸命「間違えないように」だけ集中して出し物を披露しなきゃなりません。
こんな状態で、クオリティーなどというのは二の次。アーティスティックな仕事をしているという自負も多少ながらあるので、これじゃモチベーションなんて盛り上がるワケもなく。
てか失敗したらオレのせいにされるんだろうなー


いつも以上に、でもいつもとは違った方向性の「殺るか殺られるか」の現場になりそうです。
完璧な準備があって、本当の意味で高度な要求をされる仕事ならば、一撃必殺の心構えで挑むし、手落ちがあったら腹ぁかっさばく覚悟もしてるんですけどねぇ。あー憂鬱。