FT86

ハチロクに乗っていた身、というよりスポーツカー好きとしては期待を持たざるをえない、T社のFT86。
ライトウエイト&低重心、それだけを武器にこの冷え切ったマーケットに殴り込みをかけるという、T社にあらざるコンセプトに、ほんの少しだけ応援する気持ちが確かあったような気がしましたが。


ええ、やっぱりあの会社は図体だけでかくて、その実アホばっかですわ。
社長のアホヅラも見た目だけのものではなかったですね。FT86に4ドアの計画があるそうです。


全く、これまで何十年も、車をモデルチェンジすると言えば大型化、という考えにとらわれつづけて、いままで一体どれだけのモデルをぶくぶくに肥大化させて抹殺してきたというのでしょうか。
FT86でさえも、86の数字をつけるのならば、富士重工に頼み込んででも1.6LのTwincam "FLAT" 4を作ってもらえば良かったと思っているのですが。
それならばもっと車体を小さく低くできるのに、と残念でならんですわ。
スポーツカーのリアシートなんて、小柄な女の子がなんとか座れりゃ良いんですよ。普段は上着ティッシュの箱くらいしか載せてないんだから。
それなのに4ドア化?てことはもともとそういうサイズで車を作るわけでしょ?重くなった車体をなんとか動かすために3.6L FLAT6?バカじゃねーの?


百歩譲って、他社に車体提供して、でかいエンジン積んだバージョンを作ってもらうというのならば見直さんでもないんだけどな。
TVRみたいな、牛の心臓を持った子犬みたいなね。アクセル踏むと真っ直ぐ走らん、ってのは男子一生の憧れではありますから。それが原因で事故にもなりましたけどね。


閑話休題
iQにスポーツモデル、それも六速MT搭載というのが発表になったそうで。
こんな良い話題と、先が暗い話題双方が、どうして同じ会社からアウトプットされてしまうのか不思議でなりません。