研修

ここ15年で初めて、研修ってのを受けた気がします。
そりゃそーだ、研修なんてもんは、社員さんをかかえた会社が、自社の社員のスキルをUPして、社としての利潤追求の手段として行うものであるわけでして。
自分のようないちフリーランサーに対して、研修を受けさせてスキルを上げてくれるような、酔狂な会社はあり得ないわけなのですよ。


と思ってたんだけど、手が足りない会社ってのはやっぱりあるわけでございましてw
音声さんとして、ずーっと某塾の授業を収録するお手伝いをさせてもらってる制作プロダクションさんに、音声だけじゃなくてスイッチャーとしても仕事してくれと言われてしまったのです。


この仕事、もともとはサブにD(兼SW'er)、VE(Video engineer)、音声って、三人体制で入って仕事をしていたのですが。
番組の企画および規格の変更にともなって(早い話が予算削減)、なんとワンマンオペレーティングできるようなサブに改造されてしまっていたのです。
技術部門は1人でやっちゃってくれと。音声さんなんて、ワイアレスPinマイク一本のフェーダー上げるだけなんで、とくに要らんだろ。ってハナシですよね。


こりゃ長らくお世話になった会社だけども、とうとうクビか?他の収入源を探さにゃな、とか思っていたところにこのお話。


そうなったらそうなったで「オレは音声さんですから、映像部門はまーったくわからんですから」とか言えるわけもなく。
逆に門前の小僧とは言え、10年もスイッチャーさんの隣の音声卓で仕事してると、なんとなくまねごとくらいはできちゃうもんでして。
不慣れなD兼SW'erさんになら「あと5秒でブラック、その後タイトル行くからスタンバって。はい3,2,1...」などと指示を出せるくらいではあるのです。


というわけで機材触って実行するに当たってのお勉強会をさせていただいてきたのであります。
さっそく明日から(!)実行犯としてお座敷に呼ばれておるのですが、いやー頭でわかっていても身体が動かんw
今日は悪い夢にうなされそうな気がしますよ。
おなかの大きな人が座ってるシートが、明日からのおいらのお席→