またしてもキチガイが刃物を持って暴れたらしいですが。

秋葉原キチガイ大暴れ事件のときに話に出た、ナイフの販売or所持規制ってのがまた再起動しないかと少々心配しております。
人を殺傷するにはもっと手に入りやすくて効果の高いものがあるんだよ、というオハナシです。


例えば「人切り包丁」と呼ばれることもある日本刀ですが、これを人混みでぶんぶん振り回してる人がいたら絶対近づきませんわな。
だってその刃物一本とそれを持ったキチガイ一人の殺傷能力って、多分5〜6人を死亡させて10人程度に怪我を負わせる、くらいだもんね(もっとたくさん死傷させることができると思うかも知れませんが、無限に斬り続けることができるほど刃物って耐久性ないと思うし、キチガイ自身の体力もそれほど保たないからね)。


それに対して、人混みのすぐそばをぶんぶん走り回ってる、普通免許で運転できる4t(←最近免許とったヤツのことは知らん)トラック一台の殺傷能力は、日本刀一本と同等、もしくはそれ以上ではないでしょうかね。
人の群れに突っ込んで5人殺害、その後轢いた人の体液でタイヤが滑って動けなくなるまで、近くにいる人を追いかけ回して10人以上...考えるだに恐ろしいですが。


この強力な殺傷能力のある自動車を、簡単な免許一枚と一万円そこそこのレンタル料で手に入れられちゃう制度の方がおかしくね?
現状で既に厳しすぎる、ある意味理不尽なほどの規制を敷いている銃刀法の見直しをするよりも、もっと先に手入れをしなきゃならん場所があるでしょ、という話ですよ。
ここはほれ、銃刀法の所持規定と同じくらいの厳しい審査に通らないと普通免許を交付しない、所持者も審査に満たないことが発覚した場合は免許剥奪する、定期的に運転をしない人には免許返上の勧めをする、年一回の精神鑑定が必須、というくらいのイキオイが欲しいですな、公安委員会さんよ。
(正当な理由無く幅員1.8m以上の自動車を所持してはいけない、とか三発以上のシリンダーを持つエンジンは日本国内で認められないとか、車両売買の際には親権者の承諾書がいるとかもいいなw)


だいたい数ヶ月に一回は、アクセルペダルとブレーキを踏み間違えるという、オレから見たら(ノ▽`)アチャー ってくらいなアホがコンビニに突っ込んでますもんね。
こういうダメダメな人や、明らかに精神に障害を負った人でも免許を所持してるのがおかしいですわ。
だいたい、教習所に通えば、どんなに下手くそなおばさんでも、何十時間かオーバーしたら免許交付されちゃうでしょ。たまには「アナタは運転の適性が全く備わっていませんので、免許交付できません」って言い渡される人がいてもおかしくないと思うのですが。ってかそこまで判断するための免許制度じゃないの?


まぁ、免許を取りづらくすると自動車が売れなくなる、という図式から、自動車メーカーにケンカを売りたくない方々が法律を作っていると思うので、こういう当たり前の意見も通らない世の中になっちゃってると思うんですけどね。


免許交付しないための試験、ってのがまかり通っていた大型自動二輪(限定解除)を、ハーレー売りつけたいがために外圧をかけて改正してくれたアメリカさんに、また同じことをやらかしてもらうのがいいのかな?
あ、だめだ、あちらさんは、免許自体が子供銀行券くらい簡単に手に入っちゃうお国柄みたいだから。