Izaka bar たう

約三年通い詰めた馴染みの店が、昨晩で一般営業を停止しました。


7〜8年通った植田ピアゴ近くの店が無くなり、根無し草の酔っ払いが天白区に溢れていたころ見つけて、数人の漂流者を引っ張り込んでコミュニティーに入れてもらった店でした。


顔を出せばカウンターに知り合いが必ず引っかかってて、誰も居ないならいないでマスターと馬鹿話をしてればいい店。そしてそのマスターが商売の才覚が無く、結果店はヒマで、オレ達にとっては落ち着けるとても良い店でした。


我思う、ゆえに我有り。とは申しますが。
コミュニティーの中に自分の位置を見つけるということも真ではありますな。
一人でも生きられるけど、周りのほど良い距離に仲間がいて欲しい。
そういうよりどころの店でありました。


マスターの人間性と店の経営を立て直そうと、客が一丸となって起ち上がってムーブメントを起こそうとしたり、そしてそれが大失敗に終わったり、今考えるとなんだそりゃなイベントがちょいちょいあった店でした。


そして常連客全員が内心恐れていた、お店の売却がいきなり、そしてとんとん拍子に進行&決定してしまい。
「この店無くなるんだ」ってコトが心に落ちた時にはもう最終日を迎えてましたねぇ。


今日と明日は、有志が集まって最後の呑み会になります。
いろいろ思うことや言いたかったこと言えなかったことやりたかったことできなかったことが思い起こされます。
酒と一緒に飲み下してきましょうかね。