竹内まりや"souvenir the movie"

竹内まりやのアイドル時代を知るものとして、そして達郎さまとご成婚後の楽曲を知りまた敬愛するものとして、やはりこの映画は見逃せないであろう
…と思ってたんですが、木戸銭¥2,800と聞いて尻込みをしましたw
ま、いつ観に行っても割り引きも効かないだろうし、日曜なのに仕事が入らなくて一日まるごと「何もなかった日」にするのもシャクだし、夜公演ならこの値段ってこともあってそうそう混雑はしないだろうし。
というわけで先ほど清水ダイブしてみました。
ら。結果大正解。開始直後、一曲目の演奏が始まった瞬間に特別料金が高価いとは思わなくなりました。
要はこれ、映画と言うよりコンサートなんですな。

内容は既にCDで出ている、そして発売日に手に入れた「スーベニール」というライブアルバムとほぼ一緒。ということは全ての曲が一緒に歌えると言うこと。
演奏が始まると共に、地味にではあるけれど足でリズムを踏み、小さな声ではあるけれど一緒に口ずさんでしまいました。これ完全に、オレのコンサートの楽しみ方。
なお、開演直前にどうしても前の席で見たくなったので、特に前の方の列はガラガラに空いてるのもあって、最前列に移動していたのです(これが映画館のマナーとしてNGなのかどうかはわかりませんけど。どなたにも迷惑はかけてないと思うが)。

重ね重ね書きますが、これはコンサートなんですよ。これから見に行く方に申し上げますが、誰もコンサートで、PA席があるような客席真ん中の席で見たいと思うひとなんていないでしょ。断然砂かぶりで見るのをオススメします!
ボヘミアン・ラプソディーの時は「いつもより前寄りの席で観ることをオススメします」とどこかに書きましたけどね。SOUVENIRは最前列オススメです。
なお、演奏シーンは全て4:3の画像ですから、スクリーンに近い席に座っても左右の端が視野に入らない、ってことも無いと思われますw

ネタバレもなにも無いと思うので書きますが、まぁ達郎さまと達郎バンドに囲まれてのびのびと歌うまりやさんのかわいいこと。そして鉄壁のバンドのなかでも、グランドピアノの前に佇む難波さんの存在の安心感。それぞれのコンサートで着実におっさん化していく広規さん。もうお目にかかることの叶わない青山さん。
一曲一曲の楽曲としての良さ。また、大きな音なのにうるさくない素敵なMix。

涙もろくなった昨今ではありますが、この作品でこんなに涙がこみ上げるとは思ってもいませんでした。スキモノのおっさんおばさんは是非、映画館に足を運んでください。